2009年03月24日

年を取ると意地っ張りになるのだと思う。

意地を張らないといけない時はある。

WBCのイチロー選手が、最後タイムリーで決めたあのヒットのように。

でも、ちっちゃなことに意地はいらない。
特に、ただの自慢話なら。

今日、読売新聞の広告に載っていた雑誌を探しているというおじいさんが来た。
切り抜きを忘れたという。

雑誌のタイトルも覚えていない。
出版社はもちろん。
「W」がついていた。
ということだけ、声高に主張された。


おじいさんの言葉通り、「W」で検索機にかけてみるが。
特にそれらしい雑誌はヒットしない。

「それだけでは、わからないですね。申し訳ないです」
と終わりにしようとしたのに。

そのおじいさんは、昔を語り出した。

真珠湾攻撃を中学校の時、電車の中で知った。
うんたらかんたら。
そこから、海軍の士官学校に受かった話。
よくわからないけど、京都大学の教授にいちゃもんをつけたとか。
京都大学の誰だれ教授には気に入られたとか。

30分。
延々、自慢話を聞かされて。
「これで、私の身分がちゃんとしたとわかったかな。後で、証拠として読売の広告の連絡をしようか」
と言って。

初めて。

ああ。
自分はインテリだと。
今日はたまたま雑誌の名前を控えてこなかっただけで。
いつもはちゃんとしてるんだと。
ただ、言いたかっただけかと。


貴重な30分がおじいさんのつまらないプライドのために、消えました。
もちろん、そのあと、30分サービス残業。


こういうつまらんプライドにしがみつくじじいなんかがいるから、この国ダメなんだ!!


と、本気で思ってしまいます。




人の価値は。
どれだけ偉い人と面識があるかとかではなくて。

自分の比を認められるかどうかです。
そのことを強く感じました。

こんなふうに年をとらないように気をつけよう。

そう思えただけで。ラッキーかもしれません。


意地を張るべき時と場所。
きちんと考えようと思います。
ラベル:意地
posted by さえきだいすけ at 21:05| Comment(0) | 本屋のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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